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ライフ #“聖地”巡礼 あの名作の舞台地を訪ねて

映画『国宝』のロケ地が凄すぎた…現役にして文化財「圧巻の芝居小屋」の"驚く内部"

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  • 古関 和典 ロケ地研究家、コンテンツツーリズム研究家
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出石へは、JR山陰本線の豊岡駅から路線バスが便利です。地元のバス会社「全但バス」では、城崎温泉なども含めて周辺の観光地を周遊することができる「たじまわる」という路線バスを運行中で、乗車券は500円から(土日運行。路線により運行日が異なります)。

その「たじまわる」でも周遊コースに入っている、出石近くのおすすめの観光スポットが、お隣の養父市にある「明延(あけのべ)鉱山」です。かつては日本一の錫鉱山として栄えた鉱山で、坑道の一部を見学することができます。

現在は観光スポットとなっている「明延鉱山」(筆者撮影)

また、4~11月の夏季には「一円電車」というかつての鉱山電車を再現した列車が運行されます。可愛らしい小さな客車が、実際にお客を乗せて、150メートルほどの線路を往復します。乗車料金は、当時のまま、中学生以下「1円」となっているのも驚きです(高校生以上は300円)。

夏季限定で走る、鉱山電車を再現した可愛らしい列車(筆者撮影)
中学生以下はなんと「1円」で乗車できます(筆者撮影)

温泉街の真ん中に位置する“名”芝居小屋

ロケ地としても活用される“名”芝居小屋は、他にもあります。

続いて紹介するのは、熊本県山鹿市にある「八千代座」です。山鹿と言えば、熊本市郊外の温泉地として有名。その温泉街の真ん中に位置する、風情のある芝居小屋です。

1910年に建設され、やはり一度閉館となりましたが、地域の保存活動により1988年に国の重要文化財に指定、「平成の大修理」を経て2001年に復活し公演が再開されました。

温泉街の真ん中で今も現役の「八千代座」(写真:Ay create/PIXTA)

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【全国16カ所も「生きている文化財」の芝居小屋がある】

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