コスパ抜群!初夏のランチにぴったりな「塩豚そぼろうどん」を自宅で味わい深く作るワザ

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冷凍うどんは1食当たりのコストパフォーマンスがよく、特別な準備もいらないので、これからの季節のランチに活躍しそう(写真:筆者撮影)
料理の腕を上げるために、まず作れるようになっておきたいのが、飽きのこない定番料理です。料理初心者でも無理なくおいしく作れる方法を、作家で料理家でもある樋口直哉さんが紹介する『樋口直哉の「シン・定番ごはん」』。今回は、寒暖差が大きく体調を崩しやすい6月をしっかり食べて乗り切るための、冷凍うどんを使った「塩豚そぼろうどん」をご紹介します。
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「氷結晶生成温度帯」を意識するのがコツ

日本各地にさまざまな種類のうどんがありますが、冷凍うどんの主流は讃岐うどんのスタイルです。ゆで上げた麺を家庭の冷凍庫に入れると、温度が下がるにつれて氷の結晶が生成され、それによって麺の食感を生み出すグルテンが切断され、食感が弱くなってしまいます。この温度を「氷結晶生成温度帯」と呼びます。

一方、市販されている冷凍うどんは急速冷凍されています。急速に冷凍する=氷結晶生成温度帯を一気に通過させることで、ゆでたての食感を維持しているのです。

氷結晶生成温度帯を長く保たないことが食感を維持する秘訣なので、解凍するときも少しだけ注意が必要です。パッケージに記載されているように電子レンジを使って麺全体の温度を速やかに上げるか、ボイルする場合にもたっぷりの湯を準備し、沸点近くを維持して速やかに解凍するのがコツになります。

塩豚そぼろうどん
材料 2人分

冷凍うどん 2玉
豚ひき肉  150グラム
塩     小さじ4分の1
長ネギ   2分の1本(50グラム)
マイタケ  90グラム
しょうゆ  大さじ2分の1
赤唐辛子  適量
サラダ油  小さじ1
赤唐辛子はお好みで一味唐辛子にしてもOK(写真:筆者撮影)
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