コスパ抜群!初夏のランチにぴったりな「塩豚そぼろうどん」を自宅で味わい深く作るワザ

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冷凍うどんをゆでます。ボイルするときはたっぷりの湯を準備し、沸点近くを維持するのが重要なのは前述したとおりです。ボイルすることで麺の外側が水分を吸うので、滑らかでソフトな食感に仕上がります。

火加減はなるべく強火で(写真:筆者撮影)

レンジを使うとコシが強い食感に

ところで、パッケージに裏側にはレンジで加熱するパターンも記載されていますが、仕上がりはどんなふうに違うのでしょうか。

レンジを使うと、中心から外側まで均一に加熱でき、麺全体の温度が速やかに上昇します。また、麺の外側が水分を吸わずにグルテンの中の水の分子が適度に揮発するので、食感としてはコシが強い印象になるので、好みで選んでください。

レンジを使えば、フライパン1つで深い味わいに仕上がります(写真:筆者撮影)

ゆで上がったうどんを器に盛り付け、豚そぼろを載せます。箸で混ぜながらめし上がってください。

うどんは温かいつゆで食べるのが定番ですが、このような「まぜそばスタイル」でもおいしく食べられます。冷凍うどんは1食当たりのコストパフォーマンスがよく、特別な準備もいらないので、これからの季節のランチに活躍するでしょう。

樋口 直哉 作家・料理家

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ひぐち・なおや / Naoya Higuchi

1981年東京都生まれ。服部栄養専門学校卒業。2005年『さよなら アメリカ』で第48回群像新人文学賞を受賞しデビュー。著書に小説『スープの国のお姫様』(小学館)、ノンフィクション『おいしいものには理由がある』(角川書店)、『新しい料理の教科書』(マガジンハウス)、『最高のおにぎりの作り方』(KADOKAWA)などがある。

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