一世を風靡するも最近、全然名前を聞かない「俺のイタリアン」。実は久しぶりに新業態を出店、“現在の姿”に驚愕したワケ

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しかし、立石社長いわく「俺の」では今のところ海外展開の予定はないという。まだ国内にも十分な出店余地があるとして、日本での展開を進める意向だ。

多くの外食企業が海外へと軸足を移している昨今でやや意外な考えだった。

さらなる成長戦略が求められる?

まずは国内で足固めを行うが、やがて国内が頭打ちとなった際は海外展開に踏み切るのか。はたまた、国内でも上り調子のインバウンド向け飲食店に注力するのか(実際に「俺の焼肉」はインバウンド客も多いという)。

または、オリーブを吸収合併したように今後もM&Aを仕掛けていくのもアリだろう。

「俺の」が上場により市場から資金を調達した暁にはどのように成長していくのか、その内容は明らかではないが、当然、立石社長の頭の中には策があるはずだ。その手腕に期待したい。

【もっと読む】トリキの会社もロイホの会社も大失敗した「チキンバーガー店」。日本でなぜか流行らない“死屍累々”の市場で善戦する店の正体 では、失敗続きのチキンバーガー市場の中で善戦する"とある店"について、外食ニュースサイト「フードスタジアム」編集長の大関まなみ氏が詳細に解説している。
大関 まなみ フードスタジアム編集長/飲食トレンドを発信する人

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おおぜき まなみ / Manami Ozeki

1988年栃木県生まれ。東北大学卒業後、教育系出版社や飲食業界系出版社を経て、2019年3月より飲食業界のトレンドを発信するWEBメディア「フードスタジアム」の編集長に就任。年間約300の飲食店を視察、100人の飲食店オーナーを取材する。
Instagram:@manami_ohzeki

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