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部下「独立します」に「ありがとう」と返すべき理由。優秀な部下を「協業パートナー」に変える人手不足時代の新たな離職対策

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  • 藤田 耕司 経営心理士、税理士、心理カウンセラー
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ただ、独立の意向が強い人にとって「独立する」という経験は他に代えがたい魅力を持つものであり、サラリーマンの状況では得られない経験です。

それを上回る魅力を会社が提供できない限り、独立を思いとどまらせることは難しいでしょう。

独立後に協業関係を維持する

その際、私がご提案している方法が「独立後も協業関係を維持する」という方法です。その方法の1つが、独立後に業務委託先として関与してもらうことです。

独立直後は顧客も少なく、売上が安定しない場合も多いものです。

その場合、業務委託先として仕事を依頼することは、相手にとってもありがたいことです。

転職する人でも転職先が副業可能なら業務委託先となってもらうことは可能です。

あるいは独立後、提携先として協力体制を築き、仕事を紹介し合う、共同受注して利益をシェアするといったことも可能です。

また、オフィスを間借りさせてあげて賃料を入れてもらうなどのコストをシェアする方法もあります。

こういった協業を実現するには、何といっても喧嘩別れをしないことです。

辞める部下を「裏切り者」と捉える上司もいます。こうなると退社後も関係を継続することは難しくなります。

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