タイムリミットは7日間！”AIを騙して”大金を稼げ　阿部寛主演の衝撃的マネーサスペンス『キャンドルスティック』

阿部寛主演の『キャンドルスティック』は7月4日（金）より全国ロードショー（東洋経済オンライン読者向けプレミアム試写会への応募はこちら）©2025CANDLESTICK PARTNERS

AIを騙せ！一世一代のマネーゲーム開幕

2019年5月7日。元号が平成から令和に変わってから初の金融マーケットが開かれ、市場の混乱が予想された“あの日”。元天才ホワイトハッカーら世界各国のアウトローたちが、AIを相手に一世一代の大勝負を仕掛ける――。

生き馬の目を抜くマネーゲームの世界に身を投じ、難攻不落のAIシステムに挑むアウトローたちの姿を描いた阿部寛主演の日本・台湾共同製作作品『キャンドルスティック』が7月4日より全国公開される。

2025年6月27日（金）～29日（日）に独占試写会を開催します（上記画像をクリックすると試写会応募画面にジャンプします）

世界4カ国6都市を舞台とする本作のキャストは、主演の阿部寛を筆頭に、菜々緒、アリッサ・チア、サヘル・ローズ、津田健次郎、リン・ボーホン、YOUNG DAIS、マフティ・ホセイン・シルディ、デイヴィッド・リッジスら、ワールドワイドな俳優陣が参加している。

チーフ・プロデューサーと脚本を担当したのは、『下妻物語』『ピストルオペラ』などを手がけた小椋悟。監督を務めたのはパリ・コレクションやGUCCIなどの広告ディレクションや、MVなどを手がける新鋭・米倉強太で、本作が長編初監督作となる。

メガホンを取った米倉強太監督。イランでのロケでは完全リモート体制で遠隔から演出を敢行した（写真：©2025CANDLESTICK PARTNERS）

ちなみに余談だが、米倉監督は、雑誌「MEN'S NON-NO」の元専属モデルとして活躍したこともあり、同じく「MEN'S NON-NO」の初代モデルとして活躍していた阿部とは先輩後輩の間柄となる。さらに演出補として、平成ウルトラマンシリーズや『星空のむこうの国』の小中和哉も参加。映像モンタージュの積み重ねによる複雑な構成の本作を、鮮やかに構築するなどして、米倉監督をサポートしている。

阿部が演じる野原賢太郎は、5年前に起こしたハッキングによる大規模な株価操作の罪で逮捕された元天才プログラマー。今は刑務所を出所しているが、プログラマーのエリートコースからは外れ、世捨て人のように日々を過ごしていた。

そんなある日、FX（外国為替証拠金取引）のセミナー会場で、“数字を色で感じる”ことができる共感覚の持ち主である杏子（菜々緒）と出会い、自分と同じにおいを感じる。たちまち惹かれ合ったふたりだが、その結果、杏子は、数学者の夫・望月功（津田健次郎）との離婚という決断に至ってしまう。