
(漫画:©︎三田紀房/コルク)
記憶力や論理的思考力・説明力、抽象的な思考能力など、「頭がいい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があり、後天的に獲得している能力は少ないと考える人が多いのではないでしょうか。
その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当の西岡氏は、小学校、中学校では成績が振るわず、高校入学時に東大に合格するなんて誰も思っていなかったような人が、一念発起して勉強し、偏差値を一気に上げて合格するという「リアルドラゴン桜」な実例を集めて全国いろんな学校に教育実践を行う「チームドラゴン桜」を作っています。
そこで集まった知見を基に、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載。連載を再構成し、加筆修正を加えた『なぜか目標達成する人が頑張る前にやっていること』が1月29日に発売されました。連載第187回は、東大生の習い事についてお話しします。
東大生に人気の習い事
「東大生が小さいときにやったことのある習い事」の中で、いちばん多いものが何か、皆さんは知っていますか?
カルぺ・ディエムが2025年に実施した、東大生100人程度を対象にしたアンケートでは、「ピアノ」がいちばん多かったです。実に63%もの東大生がピアノを習っていたと回答していました。次に多いのが「スイミング」で、こちらは47%でした。
実際東大に入ると、ピアノが弾ける東大生はたくさんいます。自己紹介でも「趣味はピアノです」と答える人も多いですし、旅行に行っても隙間時間にストリートピアノでずっと弾いているという人もいます。
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