一方、味の濃いおかずと合わせれば、その「特徴のなさ」がいい方向に働くはずです。そうした観点から、簡単な牛丼のレシピをご紹介します。
マイタケ牛丼
材料 2人分
牛切り落とし肉 180グラム
マイタケ 50グラム
タマネギ 2分の1個
だし 300ミリリットル(市販の顆粒だしやパックでも可)
砂糖 大さじ2
みりん 大さじ2
しょうゆ 大さじ2+2分の1
材料 2人分
牛切り落とし肉 180グラム
マイタケ 50グラム
タマネギ 2分の1個
だし 300ミリリットル(市販の顆粒だしやパックでも可)
砂糖 大さじ2
みりん 大さじ2
しょうゆ 大さじ2+2分の1
マイタケの酵素で硬い肉も柔らかく

写真はオーストラリア産アンガス牛肉切り落としです(写真:筆者撮影)
牛肉は脂肪交雑が多いもの=赤みの部分に脂が細かく入っているものを選ぶと柔らかく、おいしく食べられます。一方、国産牛や和牛は高価なので、安価な輸入牛を使いたいという場合もあるでしょう。そんなときに役に立つのがマイタケです。

酵素を水に溶かすためにある程度細かくする必要があります(写真:筆者撮影)
マイタケをジッパー付きの袋に入れ、水大さじ2(分量外)を加えて、手でよくもみ込みます。マイタケにはタンパク質分解酵素(マイタケプロテアーゼ)が含まれているので、食肉を漬け込むことで筋繊維がほぐれ、硬いお肉も柔らかく食べられます。マイタケの香りと苦味がついてしまうという問題がありますが、牛丼の場合は問題になりません。

この工程で硬い肉もかなり柔らかくなります(写真:筆者撮影)
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