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《豆腐×サッカー》異色のコラボ ”久保建英の古巣”も熱視線!スペインサッカー界でにわかに注目集める「日本の豆腐」の可能性

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スペインサッカー界でにわかに注目を集める日本の豆腐。サッカー日本代表・久保建英選手の古巣クラブも熱視線を送っている(写真:筆者撮影)

「豆腐料理」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは何だろうか。

筆者は揚げ出し豆腐だが、麻婆豆腐を思い浮かべた人もいれば、湯豆腐や冷や奴、スンドゥブ派の人もいるかもしれない。日本では、調理の幅も広く人気の高い豆腐だが、国が変われば事情も異なる。

豆腐は、「健康のためにしかたなく食べるもの」。

これは、多くのスペイン人が抱く豆腐のイメージである。

2025年4月末、スペインのサッカークラブ、ビジャレアルCFで日本食の特別研修イベントが開催された。ビジャレアルCFは、2021年に国際大会のUEFAヨーロッパリーグで優勝を果たした強豪。日本人からすると、久保建英選手が在籍していたことも記憶に新しい。

ホームスタジアム「エスタディオ・デ・ラ・セラミカ」。ビジャレアルCFは人口約5万人の小都市のクラブながら、今季のリーグ戦を5位で終えた。来季はバルセロナやレアル・マドリードとともに、欧州最高峰の舞台であるUEFAチャンピオンズリーグに出場する(筆者撮影)

日本の「豆腐」とスペインの「TOFU」の違いとは?

このイベントでメインとなったのは、「豆腐」だった。

「これは我々が知っている豆腐とはまったく違う!」

ビジャレアルCFの施設内で、日本の伝統的な製法で作られた豆腐を口にしたメディカルディレクターのエクトル・ウソ氏は言った。滑らかな豆腐を口に入れた瞬間、彼の表情が一変したのだ。

彼が驚いたのも無理はない。スペインで流通している「TOFU」は手に持って振り回せるほど固く、風味も乏しい。

スペインで豆腐は「健康のためにしかたなく食べる」食材とされているが、バルセロナに店舗を構える老舗「染野屋」が提供した豆腐は、その常識を覆した。

スペインのスーパーマーケットなどで売られている豆腐1パック1.9ユーロ(約300円)。見た目は木綿豆腐に似ているが、表面はゴツゴツしており、食べるとモソモソした食感がある。持っても崩れない硬さが特徴だ(筆者撮影)
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