《豆腐×サッカー》異色のコラボ ”久保建英の古巣”も熱視線!スペインサッカー界でにわかに注目集める「日本の豆腐」の可能性

参加した栄養士や調理師、トレーナー、フィジカルコーチ、サプライヤーら約30人は、まず醤油なしで豆腐を試食した。大豆の香りが口全体に広がる濃厚な風味に、多くの参加者が驚きの声を上げた。
続いて、醤油ありでも試食を行ったが、染野屋の豆腐は大豆本来の風味が豊かなため、「醤油がなくてもおいしい」と感じる参加者が多かった。
サプライヤーとして参加していたオーガニック商品を扱うスペインの大手チェーン「エルボラリオ・ナバロ」の担当者に話を聞いた。
「我が社でも質の高い豆腐を扱っていますが、この豆腐は今まで食べてきた豆腐とまったく違います。舌触りもよく、非常においしいです。これはいろいろな料理に使えると思います」
エルボラリオ・ナバロはスペイン全土に68店舗を展開しており、この出会いが本格的な取引に発展すれば、「本物の豆腐」がスペイン中に広がる可能性もある。

豆腐を食べたスペイン人の反応は?
日本の食材をスペインに広めるには、文化的な障壁を乗り越える戦略が必要だ。
イベントでは、バレンシアのミシュラン星付き日本料理店「KAIDO SUSHI BAR」の料理長を務める矢ノ目欽一シェフが調理を担当した。矢ノ目シェフが実演したのは、豆腐ラザニア、蟹入り豆腐コロッケ、豆腐お好み焼き、豆腐ハンバーグの4品。また、豆乳を温めてゆばを作り、参加者に試食してもらった。


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