更年期の始まりに感じた体と心の違和感
40代、50代の女性にとって、次第に現実味を帯びてくる「更年期」。一般的に閉経の前後各5年ほどを指し、ホルモンバランスの変化によって心身にさまざまな不調が現れやすい時期とされている。
40代後半ごろからの約10年間に多くの女性がこの変化に向き合うことになるのだが、渡辺満里奈さんもその一人。更年期の症状をはっきり自覚するようになったのは、52歳を過ぎた頃だったという。
「肌がすごく乾燥するようになり、口や鼻の粘膜がカサカサするのを感じるようになりました。とくに口の乾燥は不快感が強く、水を含んでみても潤いが回復しない。睡眠の質も落ちたと感じました。
1番つらかったのは朝起きたときに右大腿部(太もも)の外側に痛みを感じるようになったこと。最初は筋肉痛かと思っていたのですが、何もしていなくても痛みが続いていました。
整形外科で診てもらったところ悪いところはなく“年齢的なものでは”と言われ、これが更年期なのかなと。私は“ホットフラッシュ”や発汗などはなかったのですが、症状は人それぞれ違うんだと思いました」
身体の症状に伴って、感情面にも変化が現れるようになった。
「普段はあまり感情の起伏が激しくないタイプだったのですが、気づくと眉間にシワを寄せていることが増えました。ちょっとした家族の言動にイライラして、当たり散らしてしまうことが多くなって……。
次ページが続きます:
【無理なく続ける運動習慣の秘訣】
