「50代はありのままの自分で楽しみたい」、渡辺満里奈さんが語る更年期と家族の絆。夫・名倉潤さんとの関係「大切にしているのは対話」

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そういう時期は、夫や子どもたちに『更年期だからちょっとイライラしてる、ごめんね』と伝えると、なんとなくスルーしてくれるようになりました」

仲間と続ける「朝8時半の習慣」

「更年期の症状を嘆くだけではなく、明るくハッピーに乗り越えていきたい」。そう考えた渡辺さんが始めた対策は、音楽を聴き、歌うこと。そして習慣的な運動だった。

「コロナ禍だったこともあり、ジムに通えなくなった友人たちと誘い合って運動を始めました。平日の朝8時半にビデオ通話をつなぎ、YouTubeのエクササイズ動画をみんなで再生するんです。友人で健康運動指導士・前田昌希さんの5分程度の動画を毎回3本見ながらやっています」

毎朝の運動習慣を、2年以上続けている渡辺さん。継続できているのは、3つの理由があるという。

「1つは、友人を巻き込むこと。私1人では続けられませんでした。一緒にやるメンバーは十数人いるのですが、参加は自由なので、日によっては2人だけのときもあるし、12人くらいいることもあります。

そして、気軽にできることも大切。エクササイズウェアに着替えたり、軽くお化粧をして出かけるのは大変ですよね。私たちは、ビデオ通話のカメラは天井に向けて、お互いの姿は映さないのですっぴん、どんな格好でも平気なんです。

もう1つが、時間を決めていること。朝ご飯やお弁当を作って家族を送り出し、朝ドラを見終わった8時半から、『あさイチ』の“朝ドラ受け”や特集が気になりながらも頑張っています。8時スタートにしたいという声もあったのですが、朝ドラは外せないので(笑)」

渡辺満里奈さん
(撮影:梅谷秀司、ヘアメイク・スタイリング:三上津香沙)

また運動に関しては、20年以上前から始めたピラティスも継続している。

「30代に入った頃、体型が気になるようになって始めました。出産や子育てでブランクもありましたが、今も週に1回、1時間くらいやっています。若い頃よりも、ピラティスの奥深さや面白さがわかるようになってきました。

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