藤原美智子さん67歳「今はまだグレイヘアを選ばない」。白髪や薄毛の悩み、ヘアケア失敗談と辿り着いた《マイルール》

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藤原美智子さん
年齢が上がるにつれて誰もが直面する髪の毛の悩み。藤原さんはどのように向き合っているのでしょうか?(写真:『何歳からでも輝ける秘訣』)
現在67歳の藤原美智子さんは、64歳のときに42年間のヘア&メイクアップアーティスト人生に終止符を打ち、現在は女性のライフスタイル全般を提案するビューティ・ライフスタイルデザイナーとして活躍しています。
藤原さんが今、実践していること、考えていることを藤原さんの著書『何歳からでも輝ける秘訣』より一部を抜粋、再編集し、大人の「ヘア」についてお届けします。

3回シリーズでお届けしました↓
【1回目】「今が人生でいちばん若い日」、67歳になった美容家・藤原美智子さんがいま《夢中》になっていること。ウエストのくびれも作れる!

【2回目】藤原美智子流・一生モノの「正しい眉の描き方」。大人メイクの正解は“流行より定番”+基本の3ステップ《年齢別メイクの見直し術》

 

今はまだグレイヘアを選ばない

年齢を重ねるにつれ、肌と同じように髪の悩みも増えていきます。髪の毛が細くなってきたり、薄くなってきたり、あるいは白髪が増えてきたり。

こうした悩みのなかで、1つだけ自分の選択で解決できる悩みがあります。それは白髪。つまり染めるか染めないか、という選択です。

数年前から白髪を染めない「グレイヘア」が注目され始め、今では街でグレイヘアの大人の女性を多く見かけるようになりました。もちろん普通のカラーリングと同じように、似合っている人も、残念ながらそうではない人も見かけます。

似合わないというよりも、「違和感がある」と表現をしたほうが合っているでしょうか。肌も服装もマインドも若々しいのに、髪の毛だけが白髪なのでアンバランスに感じるのです。これは、もしかしたら「白髪=お年寄り」というイメージが刷り込まれてしまっているせいなのかもしれません。

それにしてもなぜ、髪の毛の色を肌や服装の印象に合わせないのか。

カラー剤にかぶれやすいから、という理由の人はいるでしょう。あるいは「合成成分のカラー剤は地球環境に悪いから」という理由で、ヘアカラーをしない人もいることでしょう。

そして最も多い理由は、白髪が目立ってくるたびにヘアカラーをしなければいけないわずらわしさから解放されたい、ということではないでしょうか。

このように書くと、「それでも、あなたは白髪染めをしますか?」と問われているように感じるかもしれませんが、実は、私はヘアカラー派です。なぜなら、「グレイヘア」と「自分らしさ」はかみ合っていないと思うからです。

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