
【2回目】藤原美智子流・一生モノの「正しい眉の描き方」。大人メイクの正解は“流行より定番”+基本の3ステップ《年齢別メイクの見直し術》
今はまだグレイヘアを選ばない
年齢を重ねるにつれ、肌と同じように髪の悩みも増えていきます。髪の毛が細くなってきたり、薄くなってきたり、あるいは白髪が増えてきたり。
こうした悩みのなかで、1つだけ自分の選択で解決できる悩みがあります。それは白髪。つまり染めるか染めないか、という選択です。
数年前から白髪を染めない「グレイヘア」が注目され始め、今では街でグレイヘアの大人の女性を多く見かけるようになりました。もちろん普通のカラーリングと同じように、似合っている人も、残念ながらそうではない人も見かけます。
似合わないというよりも、「違和感がある」と表現をしたほうが合っているでしょうか。肌も服装もマインドも若々しいのに、髪の毛だけが白髪なのでアンバランスに感じるのです。これは、もしかしたら「白髪=お年寄り」というイメージが刷り込まれてしまっているせいなのかもしれません。
それにしてもなぜ、髪の毛の色を肌や服装の印象に合わせないのか。
カラー剤にかぶれやすいから、という理由の人はいるでしょう。あるいは「合成成分のカラー剤は地球環境に悪いから」という理由で、ヘアカラーをしない人もいることでしょう。
そして最も多い理由は、白髪が目立ってくるたびにヘアカラーをしなければいけないわずらわしさから解放されたい、ということではないでしょうか。
このように書くと、「それでも、あなたは白髪染めをしますか?」と問われているように感じるかもしれませんが、実は、私はヘアカラー派です。なぜなら、「グレイヘア」と「自分らしさ」はかみ合っていないと思うからです。
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