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ライフ #食品の裏側&世界一美味しい「プロの手抜き和食」安部ごはん

平気で「スーパーの惣菜」買う人の超残念な5盲点 「店内でやる作業といえば…」驚きの実態とは?【再配信】

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  • 安部 司 『食品の裏側』著者、一般社団法人 加工食品診断士協会 代表理事
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もうひとつ、「マヨネーズを使った惣菜」も差が出やすいので、見識のあるスーパーほど店内調理している傾向にあります。

【2】「マヨネーズを使った惣菜」に注目する

たとえばマヨネーズで和えた「マカロニサラダ」「ポテトサラダ」「ごぼうサラダ」、あるいは「コールスロー」などは、これも前回記事で述べた「マヨネーズの分離問題」があるので、「真空パック」ではなかなか難しいのです。

それに手づくりすると、「増粘多糖類」や「保存効果のある添加物」など、余計な添加物も使う必要がなくなります

そもそも「コールスロー」なんて、わざわざ業務用を買わなくても、家にある余り野菜を使って、簡単につくれます。

『安部ごはん』で紹介した「余り野菜なんでもコールスロー風」も、「魔法の調味料」さえ用意しておけば、時短で簡単に自宅ででき、「フードロス」の解消にもつながる、おすすめの一品です。

安部氏が開発した「魔法の調味料」さえ用意すれば、手軽で簡単につくれる「余り野菜なんでもコールスロー風」(撮影:佳川奈央)

「簡単なレシピ」を知り、惣菜は時々取り入れる程度に

私が思うに、一部の大型スーパーの惣菜コーナーは、「アイテム数が多すぎ」です。

品数が多すぎるから、手づくりすることができず、大半を「業務用を仕入れて、店で小分けしてトレーに詰めるだけで売る」ということになるのです。

『食品の裏側』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

もちろん、「だから市販の惣菜がいけない」というわけではありません。忙しいときや体調が悪いとき、疲れているとき、市販の惣菜はとても便利な存在です。

ただし、「便利さの裏側」には、今回解説したような「さまざまな問題点」が潜んでいるということを「知った」うえで、選んでほしいのです。

結局、どうあがいても「市販の惣菜」は「家庭で手づくりした出来立ての惣菜」には勝てないと私は思います。

ただし、これも声を大にしてみなさんにお伝えしたいのは、別に凝った調理をしなくても「手軽で」「簡単に」「時短で」できる料理法はたくさんあります

『安部ごはん』も「毎日手づくりする時間はあまりないけど、できるだけ時短でおいしくて、そのうえ添加物をとらなくていいレシピを教えてほしい」という全国の読者の声から生まれたものです。

ぜひ「手抜きでもおいしい簡単なレシピ・調理法」を知り、あくまでそれをメインに手づくりを大切にしながらも、「市販の惣菜」は日常的にではなく、時々取り入れるぐらいがいいのではないか、と「食の裏側」を知る私は強く思います。

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