「江頭を出したら当然こうなる」「芸風が令和に合っていない」と賛否両論に…。江頭2:50「暴走芸で永野芽郁が涙」一番の非は誰か

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自身のYouTubeチャンネル「エガちゃんねる」で「傷ついてたら、ごめんなさい」と頭を下げる動画を掲載した(写真:「エガちゃんねる EGA-CHANNEL」より)

お笑い芸人の江頭2:50さんが、俳優の永野芽郁(ながの・めい)さんに対して、ハラスメント行為を行ったと話題になっている。人気番組の生放送中の出来事で、一連の言動はSNS上でも拡散された。

ネットユーザーの反応は、大きくわけて「江頭を生放送に出すなら、こういう事態を想定していないわけがない」といった肯定派と、「江頭の芸風は令和に合っていない」のような否定派が存在する。そして、なかには「バラエティーの“お約束”を破った」と、永野さんに対するバッシングも存在する。

筆者はネットメディア編集者として、テレビ番組を起点にした「炎上」を数多く見てきた。その経験からすると、今回の事案は「認識のズレ」が引き起こした騒動に感じる。どんなズレが生じたのか、それによるデメリットは何なのか。そして、責任を負うべきは誰か。経緯を振り返りながら考察したい。

「コンプライアンス、ぶっつぶすぜ!」

江頭さんは2025年3月29日のクイズ特番「オールスター感謝祭’25春」(TBSテレビ系)に出演した。

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城戸 譲 ネットメディア研究家・コラムニスト・炎上ウォッチャー

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きど・ゆずる / Yuzuru Kido

1988年、東京都杉並区生まれ。日本大学法学部新聞学科を卒業後、ジェイ・キャストへ新卒入社。地域情報サイト「Jタウンネット」編集長、総合ニュースサイト「J-CASTニュース」副編集長などを経て、2022年秋に独立。現在は東洋経済オンラインのほか、ねとらぼ、ダイヤモンド・オンライン等でコラム、取材記事を執筆。炎上ウォッチャーとして「週刊プレイボーイ」や「週刊SPA!」でコメント。その他、ABEMA「ABEMA Prime」「ABEMA的ニュースショー」などネット番組、TOKYO FM/JFN「ONE MORNING」水曜レギュラー(2019.5-2020.3)、bayfm「POWER BAY MORNING」などラジオ番組にも出演。政治経済からエンタメ、炎上ネタまで、幅広くネットウォッチしている。
X(旧ツイッター):@zurukid
公式サイト:https://zuru.org/

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