勉強は「どうせ忘れるんだから精神」で続けると伸びる。365日学習するサッカー通訳者が伝授する「気持ちが楽になる学習法」とは?

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

「なんで覚えられないんだ」とさらに書き殴りを継続。それでも覚えても記憶から抜けていくという事態が相次ぎ、気づけばセンター試験当日。結局、英語のテストで撃沈し、あっという間に浪人生活が始まりました。

その後この反省を生かし、より負担が少なく且つ、効率よく単語を覚える方法としてこの勉強法に辿り着きました。結論、この学習法で1冊の単語帳を200周以上した僕は、英単語を爆発的に覚えることができました。

とは言いつつ、単語帳1周目から3周目は、全体の1割も単語が覚えられず、「大丈夫なのかな」と不安で押しつぶされそうになり、何度もやめたくなりました。

最初の1週目は単語帳の最初から最後まで読んで、約2〜3時間かかりました。これをずっと続けるのかと思うと、正直気が遠くなって思わず単語帳を燃やしたくなりました。

それでも10周くらいすると、「あ、これ知ってる!」という単語が少しずつ増えてくるのです。もちろんわからない単語は多いのですが、頑張って覚えたわけでもないのに、意味がわかる単語がぽつぽつ出てきます。

その調子で30周目くらいになると、単語帳全体の30〜40%は覚えられてきます。

また、単語帳を爆速で回すのが習慣化して、英単語帳を眺める負担が少しずつ減ってきました。

50〜70周目にかけては、全体の65〜70%くらいの単語の意味がスッと出てくるようになり、100周目くらいになると、単語はほぼほぼ見たらわかる状態になりました。

この時点では、すでに覚えた単語は飛ばして、まだ覚えられていない単語にフォーカスして爆速回しをするようになりました。

150周目以降は、覚えた単語が会話でパッと出てくるようになりました。

同じ教材をやり続ければ、自分に自信がつく!

結局その後、システム英単語帳を約250周したのですが(頭おかしい)、ここからは実際に250周して得られた効果について紹介します。

次ページ「単語帳爆速回し」で会話もスムーズに
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事