勉強は「どうせ忘れるんだから精神」で続けると伸びる。365日学習するサッカー通訳者が伝授する「気持ちが楽になる学習法」とは?
僕は受験時代、長文読解に苦しめられました。今まで僕は、テストで知らない単語が出てくると、文章の最後の注釈にその単語の意味が載ってないかダメ元で探しまくる、というクセがありました。
しかし、この「単語帳爆速回し」により、見たことのある単語が大幅に増えて、始めから意味を取りながら読み進められるようになりました。
思ったことをパッと口から言えるようになりました。僕は大学時代、留学生の友達と英語で話しているときに「あなたと話すと、時がゆっくり流れるみたい」と、遠回しに「お前が話すと会話が止まる」みたいなことを言われ続けてきました。
しかし、この「単語帳爆速回し」で、英単語の横に書いてある例文を一緒に音読していたので、覚えた単語をそのまま会話で使えるようになり、結果としてスムーズに会話ができるようになりました。
英単語帳250周で「確固たる自信に繋がった」
「努力は報われる」とは限らないけれども、「確固たる自信に繋がる」というのがこの英単語帳250周で感じたことです。
英語学習を行う中で、うまくいかないときもあれば、なかなか伸びないときもある。留学中に全く英語が話せなくて「自分はダメだ」と思ってしまう日もある。
そんなときに、自分が使い古したボロボロの単語帳を見ると、「これだけ頑張ってきたんだから、まだまだできる」と元気をもらえるのです。これは英語力というよりは、「継続してきて良かったな」と思えることの1つですね。
ただここで僕が伝えたいのは、英単語帳を250周しろ!ということではなくて、自分が「これ!」と決めた教材をとことんやり込みましょうということ。英単語帳でも、文法書でも、教材テキストでも、「これが僕の宝物だ」と思えるくらいやり込むことが、英語力向上の近道なのではないかなと思います。
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