いすゞ「トラヴィオ」をベースにしたキャンピングカーに注目が集まる理由。普通AT免許でも乗れる本格的なモデルが続々登場

車体左側中央のエントランスドアから室内に入ると、セカンドシートとサードシート、その間にテーブルを備えるリビングが目に入る。また、エントランスの右隣にはキッチンもあり、ガラス製のフタ付きシンクなどを備える。さらに、車体前方の上部には大人3名が横になれるバンクベッドを装備。セカンドシートとサードシートを展開すればリビングベッドにもなり、こちらは大人2名の就寝が可能だ。車体最後部には、子ども2名が横になれる常設の2段ベッドもあるため、ファミリーのクルマ旅やキャンプにも対応する。
なお、当モデルの乗車定員は7名で、就寝定員は大人5名+子ども2名。8ナンバーのキャンピングカー登録車で、駆動方式は2WD(FF)のみを設定する。価格(税込み)は、車両本体で998万9511円。停車中に家電などの電源となるサブバッテリー(300Ahリチウムイオン電池)などのオプションを備えた展示車の場合で税込み1108万3174円だ。
ロータスRV販売「オルカ(ORCA)」

一方、ロータスRV販売が展示した「オルカ(ORCA)」。こちらも製造を日本特種ボディーが担当するOEMモデルだ。
オルカの大きな特徴は、アウトドアにマッチするタフな印象の外観を持つことだ。居住空間となるシェル部分にはすべて軽量かつ高強度なアルミを採用。また、運転席のキャブ部分とシェル部分を結合しないレイアウトとすることで、走行中にシャーシのねじれを活かし、タイヤの接地性を高めて走破性の向上を実現するという。
車両サイズは、全長4955mm×全幅1800mm×全高3000mm。タビークス ジュニアと同様に、大柄な乗用車などよりも全長や全幅はコンパクトだ。なお、乗車定員7名、就寝定員6名で、こちらもAT限定普通免許で運転できる8ナンバーのキャンピングカー登録車となる。
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