寒暖差のある日が続くけれど…桜の開花「今年はどうなの?」気象予報士がお花見時期と天気を解説

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今年の桜の開花情報をお知らせします(写真:Mills/PIXTA)

3月は寒暖差が大きい日々が続いていますが、晴れると日差しが暖かくて春を感じられる日が増えています。今年は、昨年より早めにお花見の計画を立てたほうがよさそうです。

「開花」や「満開」の定義は?

桜の「開花」や「満開」は、具体的にどのような状態を指すのかご存じでしょうか。

気象庁では、全国各地に設置された「標本木」と呼ばれる特定の桜の木を観測して、開花状況を発表しています。標本木は気象台の敷地内にあることが多いですが、実は有名な史跡や、公園の木が選ばれていることもあります。

例えば、テレビでもよく中継される東京の標本木は、靖国神社の境内です。また、大阪は大阪城公園西の丸庭園、京都は二条城、鳥取は鳥取城がある久松公園、松山は湯築城がある道後公園、高知は高知城がある高知公園です。北海道の函館は、五稜郭に標本木があります。

大阪城公園西の丸庭園の標本木(写真:筆者撮影)
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