
一方、内装系では、プライスムース×ファブリックのコンビシート、本革巻きステアリングホイールにブラックのステッチ入りを採用。また、ステアリングガーニッシュ、ドアライニングガーニッシュ(フロント・リア)、エアコンアウトレットガーニッシュ(運転席・センター・助手席・リア)、エアコンコントロールノブなどには、ピアノブラック調カラーも採用する。

ちなみに今回の事前撮影会には、「オプシダンブルー・パール」の「Z+ ブラックスタイル」をベースにしたカスタマイズ仕様も展示された。ホンダがWR-V用アクセサリーとして設定している「ラゲッジボード」装着車だ。前述のとおり、WR-Vのセカンドシートは、背もたれを前に倒せば荷室をより広くできる。だが、座面や背もたれが分厚いため、荷室をフラットにできず、ちょっとした段差ができてしまう。その段差を埋めるのがこのラゲッジボードだ。

このラゲッジボードの装着により、ゴルフクラブや釣り竿など、長さのある荷物の積載に便利なだけでなく、荷室を車中泊時の就寝スペースにすることも可能。WR-Vで郊外に出かけ、アウトドアを満喫したいユーザーなどには注目のアイテムだといえるだろう。なお、ラゲッジボードの価格(税込み)は3万3000円だ。
夏ごろにも新タイプの発売を控える

今回の取材では、これらに加え、2025年夏ごろに発売が予定されている「Z+」の新型内装バージョンも登場した。こちらはブラウンの「プライムスムースシート」を採用した仕様だ。プライムスムースとは、ホンダ車に採用されることの多い合成皮革だが、しっとりとした手触り感や風合いが特徴。また、弾力性もしっかりとあることで、乗り心地も良好だ。新型では、この素材にブラウンカラーを採用することで、さらなる上質感を演出していることが特徴だといえる。
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