
また、ボディカラーには、「X」以外の全タイプに新色「オプシダンブルー・パール」を追加している。かつて先代(5代目)「ステップワゴン スパーダ」などにも採用されていた色だ。黒曜石のような深みと透明感を併せ持つダークブルーで、力強い印象を持つWR-Vの外観フォルムに、より引き締まったイメージを加味する効果を生んでいる。
なお、新型WR-Vのボディカラーは、「Z」と「Z+」に「オプシダンブルー・パール」「イルミナスレッド・メタリック」「プラチナホワイト・パール」「クリスタルブラック・パール」「ゴールドブラウン・メタリック」「メテオロイドグレー・メタリック」の計6色を採用。「X」は「オプシダンブルー・パール」を除く計5色で展開する。
特別仕様車「ブラックスタイル」の追加

さらに「Z」と「Z+」には、これも先に述べたように、特別仕様車「ブラックスタイル」も追加されている。コンパクトカーの「フィット」やミドルサイズSUV「ZR-V」などにも設定し、高い人気を誇るブラックスタイル。ブラックを基調とする内外装パーツの追加により、スポーティかつ高級感を両立した仕様だ。
今回の取材では、「Z+」グレードに新色「オプシダンブルー・パール」仕様、「Z」グレードでは「プラチナホワイト・パール」仕様の各「ブラックスタイル」が展示された。いずれも具体的には以下の専用パーツを奢っている。

まずは外装。アウタードアハンドル、シャークフィンアンテナ、電動格納式リモコンドアミラーに「クリスタルブラック・パール」のカラーリングを採用する。また、17インチのアルミホイールは「ベルリナブラック」カラーだ。とくに新色「オプシダンブルー・パール」を採用した「Z+ ブラックスタイル」仕様車は、全体的に精悍な雰囲気をアップさせている。加えて、ワイルドな印象とラグジュアリーなテイストを同居させたイメージもあり、個人的にはかなり好印象だった。
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