夜の歌舞伎町で人気「ショートケーキ専門店」 こだわりは「ジャージー牛乳」の生クリーム

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付近には怪しげなサービスの店舗が立ち並び、ギラギラとした電飾で照らされる看板がひしめく。

「これぞ雑居ビル」ともいうべき年代を感じさせる建物の、人1人がギリギリ通れる薄暗い階段を上り、3階に到達。

そして扉の向こうは、別世界が開けている。

店内
外観とは大きく印象が異なる店内。500円支払うことで90分席を予約できるシステムにしている(予約なしの場合は60分)。店の周囲に行列を作らないためと、すっぽかし対策のため (撮影:尾形文繁)

お姫様気分で味わう、おひとり様用ショートケーキ

クリスタルのように煌めくライトで明るく照らされる、白基調のフロア。ソフトなHIPHOPが流れ、軽やかで、今っぽい雰囲気が演出されている。
運ばれるショートケーキはそれぞれ、足つきのガラス製の器に収まっており、お姫様気分が味わえる。

定番は「薔薇と苺のショートケーキ」(1300円)。生クリームとスポンジのふんわりとした食感とともに、ローズリキュールやバラのジャムによる高雅な香りが広がる。甘さは控えめにしてあり、国産苺(その日はとちおとめ)の甘酸っぱさとも相性がいい。

定番メニューに最近仲間入りしたのが「ルビーショコラショート」(1800円)。

なお、ルビーチョコレートは素材由来のピンク色と、フルーティな味わいが特徴の希少チョコレート。原料のルビーカカオ豆は、製菓用ベルギーチョコレートブランドのカレボー社が発見後10年かけて商品化、2017年に発売を開始した。

2018年にネスレがキットカットとして商品化したのをご存知の方もいるかもしれない。最近では、スタバのフラペチーノも話題となった。

ケーキを作っているところ
ケーキのサイズに合わせて小さめの苺を使う (撮影:尾形文繁)
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