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日本初「完全に真横になれる」寝台夜行バスの凄さ 寝心地はいかに?高身長・肥満体の筆者が検証

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当面は週1往復の運行を続け、秋ごろには本格運行への移行を検討しているという。

「ソメイユ・プロフォン」を装備したバス。高速バスでよく使用される「日野セレガ」車内を改装している(写真:筆者撮影)

フルフラット状の座席を備えた「寝台バス」とも呼ばれるタイプの夜行バスは、海外では当たり前のように存在するが、日本ではこれが初登場だ。

新宿駅西口。都内のホテル代金は、特に23区内で高騰しているという(写真:筆者撮影)

移動手段としての夜行バスの強みは「飛行機・鉄道より安く移動できる」「『夜出発・朝に現地到着』で、前泊のホテル代を節約できる」こと。

近年はインバウンド(訪日観光客)の急増で都内のホテル料金が高騰していることもあり、夜行バスは「格安料金で移動できて、前泊のホテル代を節約できる」存在として見直されている。

身体への負担が小さくなかった従来型の夜行バス

しかし従来の夜行バスは、背もたれを倒せる角度は120度程度。「座席に座って寝る」ことには変わりなく、「眠りが浅い」「脚が疲れる」ために、安くても夜行バスを移動の選択肢に挙げない人もいる。

また、普段から夜行バスを重宝する人々でも「熟睡できないけどコスパ(コストパフォーマンス)が良いから」と、割り切って利用する人々のほうが多い。

それなら「180度倒れて、横になれる『寝台バス』を作ればいいだろう!」……そう簡単な話ではなかったようだ。

日本初の寝台バス座席「ソメイユ・プロフォン」を開発した「高知駅前観光」梅原章利社長は「通常の夜行バスの座席より、しっかり睡眠を取ることができます!」と胸を張り、自信をのぞかせている。「日本初・寝台バスの実際の寝心地」を検証してみるしかないだろう。

ということで、同社の拠点がある高知県高知市に向かった。

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