節約の達人が買い物に「行く場所・行かない場所」 一番つまらないのは「見栄を張る」ことだ

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私はこのペンに決めるまでに、いろいろと書き比べてみたのですが、コストパフォーマンスも含めてこれが圧倒的チョイスとなりました。趣味のペン画を描くのもこれです。あとは毛筆の〈ぺんてる筆携帯用=万年筆型のもの〉を常に携行していて、サインしたり和本に何か書いたりするときに使っています。

そうして、ふつうの文房具屋には、このVコーンは置いていないところも多いので、私はアマゾンでまとめて箱買いしています。赤、黒、青の3色を、つねに箱いりで用意しておいて、どんどん使い倒しています。じつに使いやすく、字がキレイにかけて、しかもともかく安価です。

デパートは利用しません

ブランドという意味では、私はデパートというビジネスモデルはすでに破綻していると思っています。なにしろ、地方のデパートはバタバタと潰れています。なぜかというと、ショッピングモールのようなものができると、デパートは、ビジネスモデルとして、もう太刀打ちできないからです。モールの中には、たとえばユニクロをはじめ、あれやこれやの専門店・食堂・レストラン・アミューズメントなどがあり、日本全国どこへいっても同じレベルのものが揃っている。けれど、それをデパートに求めるのは無理があります。

三越なども伊勢丹と合併してしまいましたが、それはデパートの20世紀的なビジネスモデルがすでに破綻しているからでしょう。昔はそれこそ「○○のデパート」なんて表現があったほどデパートに行けば、何でも揃っていた。地下には生鮮食品や弁当・惣菜、1階には化粧やレザー製品など、2階に行くとファッション関連等々と階ごとに専門分野が展開していて、その多くは、デパートのバイヤーが独自に買い付けてきた、あるいは開発から関わってきたデパート独自のブランドで構成されていたように思います。そして、さらに9階には食堂、屋上には小さな遊園地があったりなどして。デパートという一つの完結したワンダーランドがあったけれど、今はもう違います。

仮に伊勢丹でも三越でもどこでもいいので、足を運んでみると、いまはもう昔のようにデパートの独自ブランドなどはあまり見当たらず、ただ世界の有名ブランドのショップが、冷厳に並んでいるばかり。客なんかほとんど入っていない状態で、売り子嬢たちが手持ちぶさたに客を待っている、そんな様相で、私は「ああ、こりゃもうだめだな」と思わずにはいられませんでした。

ユニクロのようなグローバルなブランドショップは、独自の店をあちらこちらに展開しているし、結局デパートは大型家電量販店などと連合したりして露命を繋いでいるというところでしょうか。地方都市には、昔はその町独特のローカルなデパートがあったものでしたが、それも、ほとんど今はなくなってしまいました。

つまるところ、デパートのように「1つの建物の中に何でもありますよ」というビジネスモデルがもう破綻している。

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