「エガちゃんねる」炎上で学んだ"炎上回避"の極意 人は「理由がわからないもの」を叩くという

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(写真:『エガちゃんねる 10億回再生 下品の流儀』より)
登録者数450万人超を誇り、今年で5周年を迎える大人気YouTube「エガちゃんねる」。「あたおか」と呼ばれる熱狂的なファンに支えられ、総再生数はなんと10億回を超えるが、ここにいたるまでには多くの「炎上」を経験したという。
ディレクターであり、自身もブリーフ団Dとして番組に出演する藤野義明氏が考える、「炎上」のリスクを回避するために気をつけるべきポイントとは。同氏の著書『エガちゃんねる 10億回再生 下品の流儀』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

「エガちゃんねる」大炎上の過去

これまでに約600本の動画をアップしてきた「エガちゃんねる」ですから、何度か炎上してしまったこともあります。1つは、朝型人間の江頭さんだからこその飲み企画「朝"から"ハシゴ酒 〜江頭、赤羽人情編〜」。

朝まで飲んでいたノリのいい人たちとの絡みが面白いものになったと思ったものの、その中の、あるお姉様に「おっぱいちょっと揉もませて」と何度もお願いする場面が問題シーンとなってしまいました。「カメラ前で『揉ませて』と言われたら断れない」「このチャンネルでは初めて途中で観るのをやめた」といったコメントが殺到し、一度動画を公開停止しました。

この件は、「あの動画また観たいです」というリクエストが多かったこともあり、かなり時間が経ってから再アップしたら、再びは炎上せず。今思えばプチ炎上くらいだったのかもしれません。

対して、あきらかな大炎上だったのが2023年6月の「マグロ祭り」です。

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