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ライフ #2025年は昭和100年

日本人なら懐かしい「歌の昭和史」総ざらい(後編) 昭和が遠のく中、矢沢永吉は今も現役で…

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今年、2025年は昭和100年の年である。これを機に、『赤とんぼ』からユーミン、シティ・ポップに至る「歌の昭和史」を振り返ってみる。
昭和の歌謡は、まずラジオ(今年は放送100年)とともにあった。
戦後はテレビの時代に移行し、多数のスターやアイドルを輩出。またレコードからCDへという時代の変化もあり、ヒット曲を生み出す社会環境も激変した。
後編では昭和40年代以降のヒット曲から考える。
*この記事の前編:日本人なら懐かしい「歌の昭和史」総ざらい(前編)
*この記事の中編:日本人なら懐かしい「歌の昭和史」総ざらい(中編)

昭和40年代はインディーズ系のあの曲が大ヒット

昭和40年代のヒット曲も、まずは永六輔の『芸人たちの芸能史』(中公文庫)の「ヒットソングの系譜」から、拾ってみる。

ただし、昭和44(1969)年に原著が刊行された『芸人たちの芸能史』には、昭和43(1968)年までのデータしか掲載されていない。

売上枚数は前回の記事と同じく、1年間に限っての数値。レコード会社による「公表」は、「あてになるものではない」が「参考にはなる」と永さんが断っていることも前回と同じである。

昭和42(1967)年の『帰って来たヨッパライ』のザ・フォーク・クルセダーズは、日本初のインディーズ系ヒットメーカーだ。

この曲は彼ら(加藤和彦・北山修・はしだのりひこ)のメジャー・デビュー曲だが、元はと言えば、グループの解散記念に出したLPに収められたオリジナル曲で、関西のラジオ番組から火がつき、東京の「オールナイトニッポン」で取り上げられて、反響は全国に広がった。

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【『帰って来たヨッパライ』ヒットのポイントは?】

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