日本一の歓楽街、新宿・歌舞伎町。東京都の暴力団排除条例施行(2011年10月施行)を機に、街はどう変わるのか。
歌舞伎町は靖国通りに面する1丁目と、より大久保に近い2丁目とでは、まったく顔が違う。1丁目を中心に約3000店が加盟する歌舞伎町商店街振興組合の幹部は、「われわれは(条例が禁じる)みかじめ料の不払い宣言をしたし、店頭にはそのステッカーも貼っている」と強調する。とはいえ、その1丁目も暴力団と全く無縁なわけではなく、あるラーメンチェーンが暴力団ときわめて近い関係にあることは、知る人ぞ知るところだ。
一方、ラブホテルやホストクラブ、キャバクラが林立する2丁目は、いまだ違法風俗店も多い。よく見かける“無料案内所”は、受け付け、ホテル、女性の待機所と、3カ所に分けることで、巧妙に編み出された風俗店の形態の1つ。1999年の風俗営業法改正で、従来の店舗型の性風俗特殊営業が実質的に難しくなり、代わりにこうした“無店舗型(派遣型)”が激増していった。
風営法の適用外となる無料案内所は、風俗店に顧客を紹介する分、風俗店から広告宣伝料などの名目でカネが入る仕組みだ。これに暴力団も介在している例も少なくない。
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