「人間関係は"ランチ"で決まる!」達人の使い方 誘うタイミングは? お店は? コツを紹介

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 5
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

いざ当日ですが、相手とどんな話をするか、場が持つかどうか、内向型人間はそこにも迷うかもしれません。

相手に何かのレクチャーをお願いした場合は、限られた時間で目的を達成するために、何の話をするか、何を教えてもらうか、どのようなアドバイスをしてもらうか、事前にシミュレーションして、それを相手にも伝えておきましょう。 

そうでない場合はSNSで得た情報を元に相手に質問してなるべく相手に話してもらい、相手の情報を得る努力をします。

帰宅後、その情報をメモするなどして覚えておくことが大事です。その情報はその人に次に会ったときの会話に役立ちます。

ランチ代は、こちらが誘った場合でも割り勘でいいと思います。

ただし、レクチャーをお願いした場合は、感謝の気持ちで食事代はこちらが持ちます。あるいは、相手の負担にならない程度の、ちょっとした手土産を渡してもいいでしょう。

ランチから人間関係を発展させる

ランチをしてみて、非常に実りがあった、またその人に会いたいと思えたら、人間関係を深めていきましょう。

「私は日比谷のお店でこういう会を提供・開催していて、毎回新しい人を呼んでみんなで交流しているのですが、今度いかがですか?」

「私の知人にこういう人がいて、きっと話が合うと思うので、今度3人で食事会をしませんか?」

といったように発展させていくといいと思います。

あるいは相手が非常に忙しい人であれば、「ランチの定期開催」を試みるのもいいでしょう。

私の場合、会社の重役など、非常に多忙なビジネスパーソンとは年に3回程度ランチ会を行っています。

1~2回やってみると、役員会の翌日など、相手の都合のよい曜日がわかります。その曜日を押さえることが大事です。

ランチは気軽に人間関係を広げることができる絶好の機会です。ぜひみなさんも上手に活用していい人間関係を作っていただきたいと思います。

古河 久人 2万人以上と食事し「食事の力」で人をつなげる「スーパーコネクター」

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

こがわ・ひさと / Hisato Kogawa

KIZUNA PRODUCER。連日開催する食事会・勉強会を通じて「人と人をつなげて」出会いを演出する「スーパーコネクター」。

1959年生まれ。広島県出身。東京大学経済学部卒業。1981年住友生命保険相互会社に入社、主に管理部門に従事、執行役常務を経て2021年退社。

40代から「人と人をつなぐこと」の楽しさを知り、人脈活動(人活)を開始。自他ともに認める「内向型人間」にもかかわらず「食」を介することで政財界、学界、文化界、芸能界、スポーツ界と「各界につながっていない人はいない」といわれるほどの人脈を築く。

2021年に退社したのちも人脈活動でつながった人からのオファーで、50以上の団体・企業のアドバイザー、顧問、社外取締役、理事などを務め、会社員時代より多忙を極める。

一緒に食事をした人の数は25年間で累計2万人、この半年間ではじめて食事をした人は150人。年間800人と会食を行い、月平均5~10回開催する食事会はいつも数日で満席になる盛況ぶり。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事