NASAで起こった「最悪の事故」
ロケットでの宇宙飛行を前に、NASAの宇宙飛行士たちは高高度気球(訳注:高層大気に放たれる気球)に乗って数回にわたるテストを行なった。
1961年5月4日、アメリカ人のヴィクター・プラザーともう1人の宇宙飛行士を乗せた熱気球が、高度およそ3万5000メートルという、宇宙の端をかすめるほどの高さまで上昇した。目的は、NASAの新しい宇宙服を試すことだった。
飛行は成功し、宇宙服も問題なく機能した。
地上に戻ってきたプラザーは、自力で呼吸できるくらいまで高度が下がったところで、新鮮な空気を吸おうと、ヘルメットのフェイスプレートを開いた。
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