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東京に「座るにも金が要る街」が増えた本質理由 疲れてもカフェに入れず途方に暮れるあなたへ

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  • 谷頭 和希 都市ジャーナリスト・チェーンストア研究家

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カフェが混みすぎていて、なかなか座れない街・渋谷。「座るにも金が要る街」になりつつある背景には、様々な理由が複雑に絡み合っていると筆者は指摘します(筆者撮影)

渋谷を歩いている時、「疲れたな」と感じてちょっと一休みできるところを探した。でも、カフェはどこも混んでいてすぐには入れないし、街中にベンチも少ない。あっても、なんだか座りにくい。パルコへ向かう渋谷公園通りには不思議な形状のベンチがあるけれど、ガードレールみたいで座りにくい。実際、そこに腰掛けているのはインバウンド観光客ばかりで……。

これは筆者の体験だが、似た経験をした人は少なくないだろう。そう、今の渋谷は、気軽に座れるところが少ないのだ。

そんな「疲れる街」に渋谷がなっているのは、都市の構造から見た理由がある。

渋谷が座りづらい街になったのはなぜ?

結論から言うと、渋谷が座りづらい街になったのには、次の3点があげられるだろう。

① 再開発の進展
② 防犯意識の高まり
③ 日本人の意識の変化

順に説明していこう。

【画像9枚】「カフェが混みすぎて座れない」「いじわるベンチを使うのは訪日客ばかり」…東京に「座るにも金が要る街」が増えた本質的な理由とは?

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【「オフィスワーカー」と「インバウンド」向けになりゆく渋谷】

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