東洋経済オンラインとは
キャリア・教育

「半年で辞めてしまった仕事」も無意味ではない 大切なのは「過去」をきちんと意味づけすること

8分で読める
  • 有山 徹 一般社団法人プロティアン・キャリア協会代表理事

INDEX

転職経歴は、自分に合う仕事環境を見つけるために必要なプロセスだという(写真:shimi/PIXTA)
自己啓発書やビジネス書でおなじみの「何歳からでも人生はやり直せる」というフレーズは、じつは大間違い。一般社団法人プロティアン・キャリア協会代表理事の有山徹氏は、正しくは「何歳からでも人生は変化させられる」だといいます。
キャリアはいつまでも完成することない「永遠のβ版」だと説く有山氏が、これまでの豊富なキャリア相談のなかでたどりついた、正しい「過去の意味づけ」の方法とはどんなものなのでしょうか。同氏の著書『なぜ働く? 誰と働く? いつまで働く? 限られた人生で後悔ない仕事をするための20の心得』から、一部を抜粋・編集して紹介します。

「人生をやり直したい」というのは大間違い

「何歳からでも人生はやり直せる!」

こんなキャッチコピーやセリフを目にしたことがあると思います。とっても前向きで勇気が湧きますが、正しくはないと私は思います。プロティアンの理論(組織内でのステップアップよりも、自己実現や幸福追求のために、自分を変化させながら成長を目指す考え)で正しくいうなら、「何歳からでも人生は変化させられる」です。

あのとき、もっと真剣に大学を選んでいたら……。
まじめに就職活動をしていたら……。
あの人とお別れしなかったら……。

誰にだって、「こうしていたら」と振り返りたくなることの1つや2つはあるものです。でも過去を変えることはできませんから、いくら後悔しても仕方がありません。そこで「人生はやり直せる」とよく言われるのですが、過去をリセットして今から「はい! キレイさっぱり再スタート!」というのは物理的にも心理的にも不可能だと思います。

次ページが続きます:
【未来が過去の続きであることからは逃れられない】

2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象