激安EC「Temu」が答えた!"利用者が抱くギモン" 安すぎるし品質は大丈夫なのか?質問への答え

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Temu 日本 
さまざまなギモンにTemuの広報責任者が答えた(写真:編集部撮影)
いつの間にか、日本でYouTubeのタイアップ動画や、テレビCMが増えているTemu。利用者は一様に「ものすごく安い」「たくさん買ってしまう」と認めつつ、「品質に当たり外れがある」「安すぎるのも不安」と話す。子どもがTemuで買い物をしているという50代の男性からは「Temuの商品から有害物質が検出されたという海外のニュースを見たので心配だ」との声もあった。
利用者の拡大とともに膨れ上がる「なぜこんなに安いのか」「品質は大丈夫か」という疑問についてTemuに直撃すると、「日本では確かにこれまで詳細な報道がなされていない」とのことで、広報責任者が回答してくれた(質問と回答はメールで英語にてやり取りし、筆者が翻訳した)。
前編:「激安EC「Temu」テレビやYouTubeで広告増える謎」

「Temuはドンキのオンライン版」

―― Temuのアプリを開くと、雑貨から衣類、電化製品まで何でもあります。一言で言うとどんなプラットフォームなのでしょうか。

Temuは雑貨から衣類、電化製品まで、あらゆる商品を非常に競争力のある値段で販売しているECプラットフォームです。日本のディスカウントストア「ドン・キホーテ」のオンライン版というイメージかもしれません。
Temuが自社ブランドとして販売しているのではなく、数多くのメーカーがプラットフォームに商品を出品し、消費者に直接販売しています。

―― ワンピース、電動ひげそり、寝袋……これらのものが1000円台からあります。異常に安い、安すぎて怖い、心配という声すら聞かれます。

なぜそんなに安い値段で商品を提供できるのかよく聞かれます。すべて答えると非常に長くなるので、簡単に説明します。

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