「無料のモノはもらわない」お金のマイルール 日々を健やかに過ごす「失敗を許容するお金」

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ここでは、無料のモノをもらわないというマイルールに触れたが、ほかにも、ポイントカードを作らない、会社で配られる個包装のお土産をもらわない、といったルールもありだと思う。

あなたに合いそうな、〝あえてもらわないルール〟を作ってみるといい。想像以上に快適なことに気づくはずだ。

無料でもらえるモノを家に入れないことで、ものを見る目が育つ

損したくないにからまる

私は会社員として16年間働いていたので、固定給をもらって生活をすることが身に染みついていた。

毎月25日に当たり前に振り込まれるお給料。

ところが、独立してからはそんなものはない。自分で自分の仕事を作り出し、売り上げを作り、経費を引いて処理することが求められるようになった。

自分の報酬は自分で決めるし、今のうちにこのくらいの金額を先に投資して新しい事業の種を蒔いておこうかなど、すべて自分で考えて行うようになった。

会社員時代とはお金の流れも扱い方も違う。そうこうしていくうちに、お金はあくまでツールなんだなと改めて思うようになった。

お金には、ものやサービスと交換するという機能、ものやサービスの価値を測るという機能、貯めておけるという機能などがある。その機能をどう使うか、活かすも殺すも私次第だ。

私が実感しているお金の大事な機能のひとつは、失敗を許容する力を持つことだ。

その力はお金に余裕がある時に発揮される。リスクを取ることに対する心理的障壁を下げ、失敗を学びや成長の機会として捉えることを可能にしてくれるのだ。

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