――国内金利には先高感がありますが、不動産投資市場への影響は?
今回の利上げは投資家の想定の範囲内であり、すでに織り込み済みだ。不動産市場への影響は小さいだろう。不動産期待利回りの1つの目安となるのが10年国債利回りだ。これが2%水準に近づくようであれば警戒が必要だが、足元は1%前後で推移している。
日本の不動産は海外からも注目度が高い。日本は一定の市場規模があり、透明性と流動性のある安定したマーケットだ。コロナ禍でも賃料収入が安定していた。現在も物流施設やオフィスなどの稼働率は諸外国より高く、収益力に底堅さがある。
