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人文学の復権求め、思想の仕掛け人が語る近現代 『岩波書店の時代から』書評

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  • 会田 弘継 ジャーナリスト・思想史家

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岩波書店の時代から 近代思想の終着点で(大塚信一、堀切和雅 著/筑摩選書/2200円/368ページ)
[著者プロフィル]大塚信一(おおつか・のぶかず)/1939年生まれ。63年岩波書店入社。『思想』『岩波新書』編集部、文化総合誌『へるめす』創刊編集長などを経て97〜2003年社長。
堀切和雅(ほりきり・かずまさ)/1960年生まれ。84年岩波書店入社。『世界』『ジュニア新書』『へるめす』編集部を経て2000年退社。

岩波書店社長を2003年に退任後、旺盛な著作活動を続ける大塚信一に同社での後輩である元編集者、堀切和雅が問いかける形で、断続的に5年間続いた対話の記録だ。

大塚の仕事を軸とした多岐にわたる対話のテーマをざっくり言えば、近現代思想と日本である。2人の対話は「明治150年」という日本近代の節目を目前にした17年に始まり、ウクライナ戦争が起きて現代世界が危機をのぞかせた22年に終わった。象徴的でもある。

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