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スズキ新SUV「フロンクス」ライバルWR-Vとの相違 ハイブリッドや4WDなど充実したラインナップ

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すでにティザーサイトで今年秋発売が発表されているスズキの新型フロンクスだが、7月25日に正式に情報公開となった(写真:三木宏章)

コンパクトSUV「フロンクス」は、スズキのインド・グジャラート工場で生産が行われている世界戦略車。ルーツはコンパクトカー「バレーノ」だ。初代バレーノは2015年にインドで生まれ、2016~2020年の間は日本でも販売されていた。インドでは2022年に2代目バレーノとなり現在も販売を継続する。

フロンクスは、その2代目バレーノの上級モデル的な位置づけとして2023年からインド、中南米、中近東、アフリカで販売が行われている。そして2024年7月、日本市場に導入されることが発表された。

インド生産かつコンパクトSUVということでホンダWR-Vのライバルと言える存在。しかし、ガソリンエンジンのFF(前輪駆動)モデルのみのWR-Vに対して、フロンクスはマイルドハイブリッドに加えて4WD(4輪駆動)モデルも設定するなど相違点がある。

日本市場向けに販売されるフロンクスは専用装備として先進安全技術群を充実させた。光学式カメラ&ミリ波レーダーの「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」をはじめ、EPB(電動パーキングブレーキ)、停止保持機能付きのACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)、LKA(車線中央維持機能)を装備する。ACCとLKAは加減速や操舵介入にドライバーとの協調をイメージした制御を導入したという。加えて、4WDモデルも日本専売としてラインナップした。

【写真】スズキの新型SUV「フロンクス」の内外装をチェックする(83枚)

コンパクトながらSUVらしいスタイルを具体化

ボディサイズは全長3995㎜、全幅1765㎜、全高1550㎜、ホイールベースは2520㎜。最小回転半径は4.8mと軽自動車「アルト」の0.4m増にとどめた。スズキのコンパクトカー「スイフト」よりも一まわり大きなボディだが実車はずいぶんとスタイリッシュだ。前後のホイールアーチにはスズキ開発陣が「ダブルフェンダー」と呼ぶブリスター形状を上下2段構成として採用し、より筋肉質なボディに見えるよう工夫した。

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【クーペスタイルSUVながら車内も広く、上質かつ扱いやすい印象】

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