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日本企業に「インドブーム」はなぜ来ないのか 期待が高まるわりに企業の熱気が感じられない

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インドのナレンドラ・モディ首相(写真:Prakash Singh/Bloomberg)

人口が中国を抜いて世界一になったインドで、モディ政権が3期目に入った。2029年の任期満了までにインドの経済規模は日本とドイツを抜き、世界3位になると予測されている。

6月に開票された総選挙で連立与党は勝利したものの、モディ首相率いるインド人民党(BJP)は単独過半数を失った。そのことで経済改革の後退が懸念され、インドの株価は一時急落した。一方でモディ首相の強権的な姿勢を不安視していた向きからは、インドの権威主義化に歯止めがかかり長期的にはプラスだとの評価もある。

インドへの日本企業の期待は大きい。23年の対インド直接投資額は過去最高となった。国際協力銀行が毎年行っている「中期的に有望な投資国・地域」に関する調査でも、22年、23年と連続で中国を上回って1位だ。自動車、電機・電子、化学、一般機械の主要4業種すべてで首位を占めている。

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