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欧州の「週休3日制」が頓挫するこれだけの理由 「経済順調」「人手不足」ギリシャは週6日勤務制

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  • 土田 陽介 三菱UFJリサーチ&コンサルティング調査部主任研究員

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ドイツ鉄道は週休3日制の段階的導入を決めたが、経済界からは週休3日制への反発が強い(写真:Bloomberg)

欧州では、ドイツやフランスなどで週休3日制の実現を叫ぶ声が根強い。労働生産性の向上によって、週休3日制でも経済活動が持続可能であるなら、それは結構な話である。しかし現実的には、戦後のベビーブーマー世代のリタイアを受けて、欧州では人手不足が深刻化している。特にハイスキル労働者の不足は深刻を極めている。

ギリシャが週6日勤務制を奨励するワケ

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欧州を中心にロシア、トルコ、新興国のマクロ経済、経済政策、政治情勢などについて調査・研究を行うエコノミストによるリポート

こうした中、ギリシャで注目される動きが生じている。ギリシャでは7月1日から公務員を含む一部の職種において、週6日勤務が奨励されることになった。週6日勤務する労働者は賃金が40%引き上げられ、さらに6日目の勤務日が日曜日や祝日に当たる場合は115%高くなるという。ただ、週の労働時間は48時間までに制限される。

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