口に入れると、濃厚な甘みと磯の香りが広がるウニ。国内ではNHK連続テレビ小説「あまちゃん」のブームもあり、10年ほど前から消費量が大きく拡大し、日本人にも身近な食材となった。サーモンやエビなどの海外需要が高まる一方、海外ではウニの独特の味を理解できる人はまだ少なく、日本が最終消費地として独壇場を続けている。
ではウニの世界最大の漁獲国を知っているだろうか。チリだ。国連食糧農業機関(FAO)によると、2022年、世界のウニの漁獲量は6万3504トン。うちチリは2万6622トンと約半数を占める。日本は6900トンと1割強にすぎない。

