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日経平均「バブル超え」も「お立ち台」は現れない 「実体を伴った4万円」という言説の胡散臭さ

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(イラスト:北沢夕芸)
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株価が日経平均で史上最高値を更新し、4万円の大台に乗った。1989年のバブル期を超える高値水準である。

その「バブル超え」の瞬間をとらえたニュース映像が流された。

証券会社のフロアにくす玉が用意され、幹部社員が「今日はいけると思います」と破顔を見せる。

その瞬間がやってくる。

「やったー」という歓声と、パチパチという社員たちの拍手……。

あれ、熱狂っつう感じじゃないな。そりゃそうだ。ベテランの幹部社員はバブルを知っているから涙を流すが、フロアにいる若い社員には「何のことやら」である。

で、テレビ画面には、バブル時代の熱狂の映像として、ディスコ(クラブ)で扇子を持って踊る女性たちの姿が流れる。

うむ。ド定番だ。

街頭インタビューで、「バブルの頃は、タクシーをつかまえられず、1万円札をヒラヒラさせて止めたもんです」というのもド定番だ。

どちらも事実ではある。

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