基準選定を先導するEU
上場企業の情報開示が進化している。これまでは財務諸表を中核に、年次報告書として開示されてきた。それが近年、ESG(環境・社会・企業統治)情報に代表される非財務情報についても、それらを求める投資家に積極的に開示されるようになっている。
多くの上場企業は、財務情報と非財務情報の両方を統合報告書として年次報告している。ここで、財務情報開示のルールや内容が会計基準によって規定されているように、非財務情報開示についてもそのための基準である「サステイナビリティー基準」が整備されてきた。それを先導しているのが、EU(欧州連合)だ。
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