清少納言と彼女の活躍したサロン
「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは……」
この出だしではじまる『枕草子』は、おそらく多くの人が、「ああ、それ、知ってる!」と言うほどに、有名な古典です。
小中学校の国語の教科書にも載っていますし、冒頭の文章を暗記させられた記憶もあります。『源氏物語』の冒頭、「いずれのおおんときにか……」と、いっしょでしょう。
あるいは社会科の歴史の教科書に、清少納言は『枕草子』、紫式部は『源氏物語』という具合にセットで、平安時代の文学の代表として学んできました。
清少納言と紫式部は、ほぼ同時代に生きた女性です。
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