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中国の非鉄金属大手「アフリカの銅山」買収の思惑 五鉱資源、銅の世界需要の長期的拡大に自信

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ボツワナのコエマカウ銅山は2021年から商用採掘を開始している。写真は同銅山の全景(鉱山運営会社のウェブサイトより)

中国の国有非鉄金属大手の五鉱資源は11月21日、アフリカ・ボツワナのコエマカウ銅山を買収すると発表した。同銅山の採掘権を間接的に保有するカナダの投資会社、キュープロス・キャピタルの全株式を総額18億7500万ドル(約2787億円)で取得する予定で、2024年前半の取引完了を見込んでいる。

ボツワナ北西部に位置するコエマカウ銅山はアフリカ10大銅山の1つに数えられる大型鉱山であり、銅と同時に銀も産出する。すでに2021年から商用採掘が始まっており、長期にわたってキャッシュを生み出す可能性が高いことから、複数の外国企業が買収に名乗りを上げていた。

ペルーの大規模銅山も保有

五鉱資源が海外の鉱山を買収するのは、実に約10年ぶりだ。同社は2014年、世界最大級の資源量を誇るペルーのラスバンバス銅山を58億5000万ドル(約8696億円)で買収し、2016年から商用採掘を開始した。この取引は、五鉱資源が主力事業を亜鉛から銅にシフトする契機になった。

しかしその後、五鉱資源はラスバンバス銅山や(それ以前に採掘権益を獲得した)オーストラリア・クイーンズランド州のドゥガルド・リバー亜鉛鉱山、アフリカ・コンゴ民主共和国のキンセビア銅山などの開発に注力し、新たな買収はしていなかった。

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