JRの駅員が育てた「クラフトビール」はどんな味? 「ぽっぽやエール」のホップは武蔵境で生育中

拡大
縮小
ホップを持つ駅員 (写真: 株式会社JR中央線コミュニティデザイン)

鉄道とお酒は相性が良い。つねづね言っていることだが、列車は車と違って自分で運転しなくてよいから、車内で駅弁を食べつつお酒が飲めるのがうれしい。もちろん流れゆく景色も肴にする。

旅先には、そこでしか販売されていない地酒や地ビールがたくさんある。特にここ数年は、地ビール、つまりクラフトビールの人気が高まっている。味もだいぶ変わって、昔のように物足りなさを感じることは少なくなり、個性的な味に出会うことが多くなった。私が住む中央線の西荻窪駅近くにも、数年前にクラフトビールを醸造するお店ができた。

「駅員が育てたビール」?

そんなわけでクラフトビールに興味が湧き、少しずつ飲むようになった今年、JR西荻窪駅に掲示されていた「中央線ビールフェスティバル2023」というポスターが目に留まった。「中央線沿線近辺のブルワリー(ビール醸造所)が大集結!クラフトビール好きもそうでない人も、ビールがもっと好きになる4日間!(7/20〜7/23)」と、あおり文句が書かれている。

しかも「駅員さんが育てたビール!?ぽっぽやエール」というクラフトビールも販売されるらしい。「駅員さんが育てた」とは、どういうことだろうか。俄然、興味が湧き、イベントに行ってみることにした。

境南ふれあい広場公園で開催された「中央線ビールフェスティバル2023」(筆者撮影)
関連記事
トピックボードAD
鉄道最前線の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT