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「食べ過ぎなくても太る人」が抱える2つの問題 なぜ「バナナ」を1日2本食べるといいのか?

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  • 小林 弘幸 順天堂大学医学部教授、日本スポーツ協会公認スポーツドクター

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勝手にやせる体づくりには、「自律神経」「腸内環境」の2つを整えることが大切です(写真:USSIE/PIXTA)
「夏バテのせいか、あまり食べないのに体重が変わらない」「最近、やせにくくなった。年かな?」「昔より食べてないのに太る」。こういったことはないでしょうか。そして、これらを年齢のせいにして、諦めてはいないでしょうか。
「確かに、加齢による代謝の低下などで年をとると太りやすくなりますが、原因はそれだけではない」と語るのは、腸と自律神経の第一人者として知られる順天堂大学医学部教授の小林弘幸氏。今回、小林弘幸氏の著書『お医者さんがすすめるバナナの「朝食化」ダイエット』から抜粋・再編集して、食べ過ぎなくても太る原因と簡単にできる解決策を紹介します。

勝手にやせる体づくりに欠かせない2つの要素

結論からいいます。勝手にやせる体づくりには、「自律神経」「腸内環境」の2つを整えることが大切です。

まずは1つ目の要素である自律神経から説明していきましょう。

自律神経とは、中枢神経と体のあらゆる器官をつないでいる末梢神経の1つです。内臓の働きや呼吸、血流、体温の調整など、体の機能を24時間コントロールしている体の司令塔のような役割を担っています。

自律神経が各器官に命令を与えることで、私たちは環境に順応でき、生命を維持しています。この自律神経がうまく動かなくなるのが、自律神経が乱れた状態です。なぜ、うまく動かなくなるのか。その理由の1つが自律神経のオーバーワークです。例えば、ストレスは自律神経を乱す大きな原因となります。なんらかのストレスを受けたとき、私たちの体はいつも通りの状態を保とうと活動します。そして、ストレスを受け続けると、なんとかしようと自律神経が頑張ることで、自律神経がオーバーワークになってしまい、本来の働きが、どんどんできなくなってしまうのです。

例えば、胃腸の働きが抑制されて食べたものの消化が滞り、便秘になり、ぽっこりお腹になりやすくなります。

そしてなにより、血流が悪くなり代謝が下がります。それによって、脂肪をためやすい、太りやすい体になってしまうというわけです。

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【ダイエットの天敵「モナリザ症候群」とは?】

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