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円買い介入は円安加速の号砲となってしまうのか 介入の原資となる外貨準備は全体の半分が限界

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  • 佐々木 融 ふくおかフィナンシャルグループ チーフ・ストラテジスト

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再び円安が加速している中、昨秋の1ドル=150円の水準がまずは焦点となりそうだ(撮影:今井康一)

再び円安の動きが強まっており、昨秋に続き円買い介入が行われる可能性が高まっている。しかし、今回の円買い介入は、逆にそれが円売り加速の号砲となってしまうかもしれない。

まず、今のドル円相場には昨秋との違いが3点ある。1つはFRB(アメリカ連邦準備制度理事会)の利上げ期待の強さだ。昨秋の円買い介入の後、ドル円相場が下落したのは、弱い米消費者物価指数を受けて、FRBによる先行きの利上げ期待が急速に後退し、ドルが反転下落となったことが背景にあった。円買い介入は昨年9月22日、10月21、24日に行われているが、ドル円相場はアメリカ消費者物価指数が発表された11月10日まで145円を下回らなかった。今回、FRBの金融政策に関してはむしろ追加利上げ期待が高まりそうな様相でドルが底堅くなっている。

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