週刊東洋経済 最新号を読む(5/23号)
東洋経済オンラインとは
ライフ #ごみ収集の現場から

分別でも「プラごみ」の多くは焼却されている現実 「プラマーク」意外にも注意して見たい"表示"

9分で読める
  • 藤井 誠一郎 立教大学コミュニティ福祉学部教授

INDEX

プラスチックのリサイクルはいったいどのように行われているのでしょうか(筆者撮影)
【写真を見る】分別でも「プラごみ」の多くは焼却されている現実 「プラマーク」意外にも注意して見たい"表示"(10枚)

生活のあらゆるところにプラスチックが利用され、私たちは便利で快適な日々を送ることができている。それに伴い排出量も増加。2022年4月にはプラスチック資源循環促進法(プラ新法)が施行され、プラスチックの収集やリサイクルが進んでいる。

プラスチックのリサイクルにはいくつかの方法があるが、圧倒的に多いのは、焼却時に生じる「熱エネルギー」を回収し、それを再利用することで「リサイクルした」とみなすサーマルリサイクルだ。

本稿では、プラスチックの基礎知識をはじめ、その過程に携わる業者の業務内容、今後のプラスチックのリサイクルの推進への展望をご紹介する。

実はプラスチックの種類はたくさんある

プラスチックは主に炭素と水素からなる高分子化合物で、原油を蒸留・精製してできるナフサを原料とし、そこからさまざまな種類が生成されている。

身の回りのプラスチック製品には、「プラ」と書かれた識別マークが表示されており、そのマークの周辺部分に「PE」「PP」「PVC」「PS」「PET」「ABS」といったように材質が表示されている場合もある(材質表示に法的義務はない)。

次ページが続きます:
【身の回りにあるプラスチック】

2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象