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中国でEV(電気自動車)を中心とする新エネルギー車(以下、新エネ車)へのシフトが止まらない。中国では、バッテリー駆動型のEVとプラグインハイブリッド車(外部からの充電が可能なハイブリッド車、PHV)、燃料電池車を新エネ車としている。
新エネ車の自動車販売台数に占める比率は、2018年から2020年までは4~5%で足踏みしていたが、2021年に13%、2022年には26%まで上昇した。2021年からの新エネ車の爆発的な伸びは、新エネ車を奨励する政策のほか、サプライチェーン充実による価格低下とコストパフォーマンスの向上、充電ステーションの整備などが背景だ。
2023年に入った後も、5月までの新エネ車販売台数は294万台と前年比47%増加した。伸び率は、2022年末に新エネ車補助金が打ち切られた影響もあって、2022年通年(同96%増)に比べるとさすがに鈍化した。
それでも3月以降、販売の勢いは回復している。6月、国務院が、新エネ車の購入税減免の継続などの策を打ち出したこともあり、回復の勢いは継続するだろう。
プラグインハイブリッド車も好調
新エネ車のうちEVだけでなく、PHVの販売が好調なことも注目される。自動車販売台数の駆動装置別シェアを2020年と2022年で比較すると、EVが4%から20%へ伸びたほか、PHVも1%から6%へと急伸した。EVのネックである充電問題やコスパも踏まえ、「いいとこどり」を狙ってPHVが選好されている面がある。
今後も、中国の新エネ車シフトの流れは止まらないだろう。中国メディアの経済日報は、新エネ車の市場シェアが2025年には60%近くに達するとの予測を報じている。
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