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「花まる学習会」は、公教育をどう変えるのか? 大人気塾のメソッドが公立小学校に!

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  • 大塚 玲子 ノンフィクションライター

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花まる学習会の狙いとは?(写真は代表の高濱正伸氏)
 今、最も勢いのある私塾「花まる学習会」の新しい動きが話題になっている。この4月、佐賀県武雄市で「官民一体校」をスタートするのだ。花まるメソッドを公立小学校に入れるこの取り組みは、いったいどんなものなのか? 同会代表の高濱正伸氏にお話を伺った。

 花まる方式導入で、朝の時間が変わる!

――「花まる学習会」が公立小学校と一緒に取り組みを始めるということで、話題になっています。具体的に、4月にスタートする「官民一体校」ではどんなことをされるのですか?

要するに、公立小学校のカリキュラムの中に、うち(花まる学習会)のノウハウを入れながら子どもたちを伸ばす教育をしていこう、ということです。学校と塾がそれぞれのメリットを持ち寄って、よりよい仕組みを作っていこう、という狙いですね。

たとえば朝、授業が始まる前の15分ほどの時間に「モジュール授業」(短い時間に区切って行う学習)を行うのですが、ここにうちのメソッドが入ります。

たとえば「計算」なら、そのモジュールを週1回ずつ1年間やっているだけで、5年生が終わった時点でたったひとりの漏れもなく、全員が5年生の計算ができるようになっている。そういうものです。

モジュール授業の目的は、子どもたちの空気を活性化することにあります。漏れなく全員に発声させるとか、いろんな手法を使って「今日もやるぞー!」というふうに、子どもたちを活気づかせるのです。

――やる気をうまく引き出すのですね。

そこでいちばん重要なのが、「前の自分よりも伸びる」という基礎ルールです。

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【花まるの教育はここまで違う!】

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