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JR東海が作った名古屋の新名物「ぴよりん」の秘密 愛らしさで大人気、新幹線で運べば崩れない?

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ジェイアール東海フードサービスが開発したスイーツ「ぴよりん」(撮影:梅谷秀司)
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「ぴよりん」というお菓子をご存じだろうか。ひよこの形をしたスイーツで、名古屋駅で販売されている。2011年7月の販売開始以来、その愛らしい姿は地元の間で人気を博していたが、2021年に「将棋の藤井聡太王位がぴよりんを食べた」とSNSで話題になると、その人気は一気に全国区になった。

オリジナルの黄色いぴよりんのほかにもハロウィンの衣装をまとったバージョン、七夕バージョン、ひな祭りバージョンなどさまざまな季節限定ぴよりんも登場し、ファン心理をくすぐる。

9月3日には首都圏では初となる新横浜駅での販売が実現した。これも事前にSNSでうわさが広がり、販売当日は朝9時配布の整理券を求めるため朝5時から行列ができた。あまりの行列の長さに2回に分けて配布する予定だった整理券も一気に配布してしまい、あっという間に「完売」してしまった。

「お堅い」会社からなぜ生まれた?

この新たな名古屋名物を製造しているのはジェイアール東海フードサービス(JR東海FS)。名前からわかるとおりJR東海のグループ会社だ。JR東海といえばJR旅客6社の中でも最も堅いイメージがある。JR東日本やJR西日本、JR九州が不動産や流通など非鉄道事業の育成に力を注ぐ中、JR東海は鉄道事業にこだわり、非鉄道事業の進出は出遅れていたこともその一因。つまり、JR東海はぴよりんとはほど遠い会社なのである。

首都県では初めて新横浜駅で販売した「ぴよりん」(撮影:梅谷秀司)

そんなJR東海グループの会社からぴよりんがなぜ生まれたのか。JR東海FSの矢崎勇夫カフェ課長に話を聞いた。

JR東海FSは静岡地区から大阪地区までのJR東海の駅ナカで飲食業を営む。名古屋駅コンコースのカフェ「ジャンシアーヌ」もその1つだ。

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【「トイカ」のひよこキャラを意識】

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